Kunioの世界の切手紹介と海外写真集

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医療・健康・動物の切手|世界の寄生虫(parasite、パラサイト、線形動物)や感染症を媒介する動物の切手 回虫、鞭虫 寄生虫(きせいちゅう)とは、寄生生物のうち動物に分類されるものを指す。寄生動物とも。植物における寄生生物は寄生植物と呼ばれる。

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医療・健康の切手|世界の寄生虫(parasite、線形動物)や感染症を媒介する動物

寄生虫(parasite、パラサイト)や感染症を媒介する動物の切手です。 キューバから発行された家畜の寄生虫切手です。 線形動物(せんけいどうぶつ)は、線形動物門に属する動物の総称である。 線虫ともいう。 かつてはハリガネムシなどの類線形動物 (Nematomorpha) も含んだが、現在は別の門とするのが一般的。 また、日本では袋形動物門の一綱として腹毛動物や、鰓曳動物、動吻動物などとまとめられていたこともあった。回虫、鞭虫などが含まれる。大半の種は土壌や海洋中で非寄生性の生活を営んでいるが、同時に多くの寄生性線虫の存在が知られる。 ノーベル賞の世界では、ヨハネス・フィビゲルが寄生虫によるガン発生を唱えて生理学・医学賞を受賞しているが、同時期に刺激説を唱えていた山極勝三郎が受賞を逃している。後年、フィビゲルの説は限定的なものであるとして覆され、今日のガン研究はすべて山極の研究に拠っている。 相当難しい分野のようです。
 


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医療・健康の切手|世界の寄生虫(parasite、線形動物)や感染症を媒介する動物・生物

捻転胃虫(Haemonchus spp) ラム  、 蛔虫(Ascaris lumbricoides) 豚(ブタ) キューバ、1975年

Haemonchus spp. ラム 寄生虫   蛔虫(Ascaris lumbricoides) 豚(ブタ) キューバ

寄生虫(parasite)捻転胃虫と蛔虫の感染や伝染の様子が図解されています。

■捻転胃虫(ねんてんいちゅう、Haemonchus spp)とはヒツジ、ヤギ、ウシなどの第四胃に寄生する線虫の総称。体長は♂10-20mm、♀18-30mmであり、吸血性。宿主に貧血、黄疸、下顎の浮腫を起こすなど病原性は強い。めん羊への被害が大きい寄生線虫は、捻転胃虫症です。
■蛔虫 (かいちゅう、Ascaris lumbricods )は、ヒトに最も普通にみられる寄生虫で推定感染人口は10億人を超える。 幼虫包蔵卵を経口摂取することで感染する。世界中に分布するが、温暖で湿潤な地域において感染率が高い。また、都市群より農村部で感染率が高い。成人より小児で感染率が高い。

蛍烏賊(富山、1999年)

シャーガス病は中南米特有の寄生虫病で、藁葺き屋根や土壁に生息するサシガメによって媒介され、感染して慢性期になると心臓疾患などが進行し死亡する不治の病です。貧しいために、こうした家屋に住む人々が犠牲になるケースが多いことから「貧困層の病」と呼ばれています。切手には、山内さんがシャーガス病を媒介するサシガメの写真パネルを使って子どもたちに病気の説明をしている写真が使われました。(参考頁:独立行政法人 国際協力機構(JICA)

蛍烏賊(富山、1999年)

ホタルイカ(蛍烏賊、日本)は、内臓には旋尾線虫

子どもたちにシャーガス病について教えるJICAの山内さん
(ホンジュラス、2005年)

ホタルイカ(蛍烏賊、日本)は、内臓には旋尾線虫

■ホタルイカ(蛍烏賊、学名Watasenia scintillans)は、ツツイカ目 ホタルイカモドキ科に属するイカの一種。内臓には旋尾線虫という寄生虫が生息しているため、生食は避けるべきである。症状としては、ホタルイカを食べた後、皮膚にミミズバレがおこったり、激しい下痢、腹痛があり、腸閉塞もおこすばあいもあるが、たいていは腹痛が起こったり皮疹が出る程度。旋尾線虫の幼虫はホタルイカから人間の体内に入る。親虫がどのような虫かは不明である。

子どもたちにシャーガス病について教えるJICAの山内さん(ホンジュラス、2005年)

サシガメ(刺椿象・刺亀虫)はカメムシ目カメムシ亜目のサシガメ科 Reduviidae の昆虫の総称)の内、中南米産の約90種の吸血性サシガメのうち約50種から寄生性の原虫 Trypanosoma cruzi が検出されており、うち10-12種がヒトなどの動物に病原体の媒介を引き起こしているとされる。Trypanosoma cruzi の感染症はアメリカトリパノソーマ症、あるいはシャーガス病として知られている。ヒトへの感染を引き起こす媒介種として、ブラジル南部、ウルグアイ、パラグアイ、ボリビア、アルゼンチン、チリなどに分布するブラジルサシガメ Triatoma infestans 中央アメリカからメキシコにかけて分布するメキシコサシガメ Triatoma dimidiata とベネズエラサシガメ Rhodnius prolixus 、ブラジルの一部地方に分布するアカモンサシガメ Panstrongylus megistus の4種の住家性種が特に重視されている。 

キタキツネ(日本、北海道)は、寄生虫エキノコックスの中間宿主

サシガメの一種(Sycanus falleni)

キタキツネ(日本、北海道 動物

キタキツネ寄生虫エキノコックスの中間宿主で、地元では害獣とされています。エキノコックスは人の肝臓や肺で成長し、独特の中毒症状をもたらすため、北海道でキタキツネを見かけても決して触ったり抱いたりしないでください。エキノコックス症とは、エキノコックスという寄生虫によって引き起こされる感染症の一つである。エキノコッカス症、包虫症とも呼ばれる。キタキツネやイヌ・ネコ等の糞に混じったエキノコックスの卵を水や食物などからヒトが経口感染する事によって起こる人獣共通感染症である。卵は人の体内で幼虫になり、肝臓に寄生する。肝臓内で増殖し、致死的な肝機能障害を引き起こす。

サシガメの一種(Sycanus falleni)

シャーガス病の媒介

ツェツェバエ
(Tsetse Fly,Glossina palpalis)
タンザニア発行

ハマダラカ(琉球、1962年)

ツェツェバエは、ハエ目(双翅目)・ハエ亜目(短角亜目)・環縫短角群・ハエ下目・ツェツェバエ科(Glossinidae)に属する昆虫の総称である。2001年現在、23種8亜種が記載されており、Glossina 1属のみで1科を構成する。吸血性で、アフリカトリパノソーマ症(ヒトのアフリカ睡眠病・家畜のナガナ病)の病原体となるトリパノソーマである、ガンビアトリパノソーマやローデシアトリパノソーマなどの媒介種として知られる。

ツェツェバエ(Tsetse Fly) タンザニア ハマダラカ(琉球、1962年)

アフガニスタンのマラリアを媒介するハマダラカ(蚊)の小型シート

マラリアを媒介するハマダラカ(蚊)

(1963年)
アフガニスタンもマラリアを媒介するハマダラカの小型シート

単細胞生物であるマラリア原虫(Plasmodium spp.)は
アピコンプレクサ門 胞子虫綱 コクシジウム目に属する。


パキスタン、1962年

■ハマダラカ亜科に属する蚊は日本に11種生息しています。和名のハマダラ(羽斑)は、翅に白と黒の鱗片で形成された斑紋を持っていることに由来します。主な種類は日本全土や東アジアに分布するシナハマダラカをはじめ、コガタハマダラカ、オオツルハマダラカ、ヤマトハマダラカなどです。成虫は夜間活動性で、吸血源として牛や豚を特に好む傾向があります。ハマダラカはマラリアの原虫を媒介し、熱帯圏を中心に世界の102か国で毎年2億8000万人がマラリアに感染している現状です。また発病しても早めに薬を飲めばちゃんと治ります。

パキスタン、1962年

ライルオオコウモリ(Pteropus lylei.、ベトナム,2000年)

■マレーシアの発生で完全に消滅したかに思われたニパウイルス感染症は,バングラデシュで発生した.バングラデシュにおけるニパウイルス感染症の最初の発生は2001年4月から5月にかけて起こり,この時の発生では25名が感染し7名が死亡しており,2名の患者からニパウイルスに対する抗体が検出されている.カンボジアのレストランで食用に捕獲されたライルオオコウモリ(Pteropus lylei )からはニパウイルスに対する抗体が検出され,ニパウイルスも分離されている。 2003年に突如出現し,多くの人が感染し死亡したSARS(Sever Acute Respiratory Syndrome:重症急性呼吸器症候群)の最初の感染源は広東料理の珍味として捕獲されていたハクビシンといわれていた。その後,ハクビシンも被害者で,SARSウイルスの宿主は食虫コウモリであるキクガシラコウモリとの見解が出された.しかし人間にSARSを感染させたのは食材として捕獲されたハクビシンである。(日本獣医師会会報より)

ハクビシン(Paguma larvata、
北ベトナム、1976年)

ライルオオコウモリ(Pteropus lylei.、ベトナム,2000年) ハクビシン(Paguma larvata、北ベトナム、1976年)

アフリカマイマイ(Giant African Snails、阿弗利加蝸牛)

■アフリカマイマイ(Giant African Snails、阿弗利加蝸牛)は、腹足綱柄眼目アフリカマイマイ科に分類される巻貝。近縁種とともに世界最大の陸産巻貝の一種。本種を中間宿主とする寄生虫(広東住血線虫)は、人間に寄生した場合、好酸球性髄膜脳炎を引き起こす危険があり、場合によっては死に至る。触る、這った跡に触れる等してもこの寄生虫に寄生される危険があり、大変注意を要する生物である。
■広東住血線虫症(かんとんじゅうけつせんちゅうしょう、英:angiostrongyliasis)とは広東住血線虫(Angiostrongylus cantonensis)の幼虫寄生を原因とする人獣共通感染症。 広東住血線虫の終宿主はネズミであり、ネズミから排出された第1期幼虫が中間宿主であるナメクジ類に摂取されると、その体内で第3期幼虫まで発育する。このナメクジ類がネズミに摂取されると第3期幼虫は中枢神経に移動し、第5期幼虫まで発育する。第5期幼虫は肺動脈へと移動して成虫となる。中間宿主が待機宿主に摂取されると第3期幼虫のまま寄生する。 ヒトでは中間宿主や待機宿主に汚染された食品の摂取により寄生が成立する。ヒトの体内に侵入した第3期幼虫の多くは中枢神経へと移動し、出血、肉芽腫形成、好酸球性脳脊髄膜炎などを引き起こす。サイアベンタゾールやメベンタゾールなどが治療に使用される。

アフリカマイマイ(Giant African Snails、阿弗利加蝸牛)

ノーベル生理学・医学賞の受賞者(関連)

ロナルド・ロス
(Ronald Ross、イギリス)

エミール・アドルフ・フォン・ベーリング(Emil Adolf von Behring、
ドイツ帝国)

北里柴三郎(医学者、
非受賞者)細菌学の権威

シャルル・ルイ・アルフォンス・ラヴラン(Charles Louis Alphonse Laveran、フランス)

ノーベル化学賞 ロス

1902年(右端)・マラリアに
関する研究

ノーベル物理学賞 ベーリンク

1901年(左3人目)・ジフテリアに対する血清療法の研究

北里柴三郎(医学者) ラベラン(左)

1907年(左) 疾病発生における原虫類の役割に関する研究

■ロナルド・ロス(Ronald Ross, 1857年5月13日 - 1932年9月16日)は、イギリスの医学者・内科医。インド生まれ。インド医務官の職にあった1881年 - 1899年の間、インドにてマラリアの研究を行い、1902年には、リバプール大学にて熱帯医学の教授に就任。1926年にはロンドンのロス熱帯病研究所及び病院の責任者になった。1898年、彼はマラリア原虫がハマダラカの胃にいることを実証し、西アメリカで、これが感染の原因であることを証明した。彼はこれにより、1902年にノーベル生理学・医学賞を受賞し、1911年にナイトに叙勲された。
■エミール・アドルフ・フォン・ベーリング(Emil Adolf von Behring, 1854年3月15日 - 1917年3月31日)はドイツの医学者・実業家。1901年 「ジフテリアに対する血清療法の研究」で第一回ノーベル生理学・医学賞を受賞。受賞に際し、自分だけの功績ではなく、北里あっての結果であることを述べたとされる。しかし、研究内容を主導していた北里柴三郎が受賞できなかったのは、後年に公開された資料から北里が黄色人種であったことが原因と判明している。


■寄生バチや寄生バエのような寄主を食い尽くす者を捕食寄生者とよぶ。寄生バチ(やどりバチ、寄生蜂)はハチ目のうち、他の昆虫やクモ類に寄生するものの総称。コバチ、コマユバチ、ツチバチ。
■アメーバ赤痢とは、赤痢アメーバ(Entamoeba histolytica)による消化器伝染病。日本では感染症法において五類感染症に指定されている。赤痢アメーバは大腸に寄生し、糞便中にシストを排泄する。性行為で広がることもある。世界各地でみられ、特に熱帯、亜熱帯での発生が多い。日本では開発途上国旅行者での発生が見られる。先進国では性感染症として問題視されている。感染源は回復期患者、サル、ネズミ、シストに汚染された飲食物などであり、感染経路はシストの経口感染。ハエ、ゴキブリによる機械的伝播も起こる。飲食物の加熱、手洗いの励行、適切な糞便処理が予防に有効である。
■寄生虫を体外に排出するため、虫下しと呼ばれる薬を飲むことがある。昔からセンダンなどが虫下しとして利用されてきた。センダン(栴檀)Melia azedarach は、ムクロジ目・センダン科の植物の一種。西日本を含むアジア各地の熱帯・亜熱帯域に自生する落葉高木である。日本での別名としてアミノキ、オウチ(楝)などがある。沖縄県に自生するセンダンの抽出成分が、インフルエンザウィルスを死滅させることが実験結果により証明された。
 

 

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