アジアの昆虫|世界最初のサラワクの蝶切手などアジアの蝶や蛾の切手
アジアの蝶(チョウ)や蛾(ガ)切手です。 蝶や蛾は、鱗粉や成虫になるまでの芋虫(さなぎ)の格好から、人により好き嫌いがハッキリしている昆虫です。 蝶の切手は1950年に東南アジアのボルネオ島サラワクでイギリスの植民地時代に発行されました(収録済み)。 世界で最も見られる蝶はヒメアカタテハでヨーロッパ、アフリカ、アジア、オーストラリア、北アメリカ、南アメリカに分布しています。また、オオカバマダラも分布を広げており、北アメリカ、太平洋諸島、熱帯アジア、アフリカに広がっています。モンシロチョウももとは中国の蝶でしたが、勢いよく世界中に分布を広げています。 世界の切手の中で純然たる昆虫切手の中で蝶の切手が大半を占めています。 また蝶の世界はアジア固有種も多いです。 科目でなく国別に分類しています。 民族衣装の蝶も掲載。
"蝶", "蛾"のニュースを配信中。 参考)「ぷてろんワールド」は、蝶の百科事典
昆虫類の索引 [ 昆虫全般 (セミ,カメムシ,カミキリ,テントウムシ,蟷螂など) |カブトムシ・クワガタムシ、コガネムシ| |
|||
蝶(チョウ)・蛾(ガ) |
|||
■チョウ(蝶)は、昆虫綱・チョウ目(鱗翅目、ガ目とも)に分類される21上科のうち、顕著な昼行性グループのアゲハチョウ上科、 セセリチョウ上科、及び近縁のシャクガモドキ上科を併せた分類群の総称。南極大陸を除く全世界の森林・草原・高山など、ほぼ全ての陸上環境に分布する。 広い分布域を持つものもいれば、その地域の環境に特異的に適応したものもいる。日本では250種類ほどが知られている。蝶は、卵 - 幼虫 - 蛹 - 成虫という完全変態をおこなう。幼虫は外見や行動によってアオムシ、イモムシ、ケムシなどと呼ばれる。 |
|||
サラワク・世界最初の蝶切手 |
ブータン アゲハ |
||
イギリス領・サラワク |
★世界で最初の蝶切手です。サラワクでイギリスの植民地の時代の1950年1月3日に発行されました。アカエリトリバネアゲハと呼ばれる蝶です。探検家ワラスが1855年に発見した。 |
||
■トリバネチョウ(鳥翅蝶)、またはトリバネアゲハ(鳥翅揚羽)は大型の熱帯性アゲハチョウ。 アカエリトリバネアゲハ属 マレー半島、インドネシアのボルネオ島、スマトラ島に産する。各種ごとの分布は局所的であり、ニューギニアでは峰が、インドネシアでは島が変わるとそこに産する種も変わる。 |
|||
中国の蝶・チョウの切手 |
|||
モンキチョウ/シナシボリアゲハ(Bhutanitis thaidina)/ニシシナワモンチョウ/シセンタイマイ/シマジャノメ |
|||
アオスソビキアゲハ/ホッポアゲハ/オナガアカシジミ/シナテングアゲハ/ムシャミドリシジミ |
|||
メスシロキチョウ/ミカドアゲハ/シジミタテハ/ムラサキテングチョウ/ガビサンセセリ |
|||
コウトウキシタアゲハ/オオアカボシウスバシロチョウの亜種/マルバネルリマダラ/ベニシジミ/トラフタテハ |
|||
フトアゲハ(Papilio maraho、 |
ヨナクニサン |
シロシタサツマニシキ |
ナガサキアゲハの亜種 |
メスシロキチョウ(Ixias venilia venilia 台湾、1978年) |
マルバネルリマダラ(Euploea leucostictos eunice ) |
イシガキチョウ(Cyrestis thyodamas ) |
オオベニモンアゲハ(Atrophaneura polyeuctes polyeuctes ) |
香港の蝶(1978年) アオタテハモドキ(Precis orithya)♂、アオスジアゲハ(Graphium sarpedon)、 |
|||
ブルーキシタアゲハ |
ブータンの蝶切手の小型シート(3D、立体切手) クリックで拡大 |
アオタテハモドキ |
|
北ベトナムの蝶(1965年) |
北ベトナムの蝶(1965年) |
||
上段左から |
|||
北ベトナム(1976年) |
|||
キアゲハ(Papilio machaon)、メスシロキチョウ(Ixias pyrene)♂、トラガの一種(Epistema votula)、フタオチョウの一種(Polyura dolon) |
|||
タイの蝶(チョウ、1968年) |
キシタアゲハ |
オビクジャクアゲハ |
|
ラオスの蝶(チョウ、2003年) 上段右から シジミチョウ科の一種(Castalius rosimon) Dalias pasithoe |
|||
ラオスの蝶(チョウ、1986年) |
|||
ミヤマシロチョウ(Aporia hippia) イナズマチョウ(Euthalia irrubescens fulguralis) |
|||
ボリビアの蝶切手 |
アタランタアカタテハ |
ラオスの蝶(チョウ) |
アサギマダラ (Parantica sita) |
クラススアオジャコウアゲハ |
|||
ネパールの蝶 ハレギチョウの一種(裏、Cethosia) |
コノハチョウ |
コノハチョウ |
モンゴルの蝶 オオイチモンジ |
コヒオドシ(Aglais urticae) |
アポロウスバシロチョウ |
キアゲハ(Papilio machaon) |
シロスジシジミ |
マダラチョウの一種の幼虫 |
エゾベニシタバガ |
ベニスズメガ |
アゲハチョウの一種(Atrophaneura latreillei、ブータン) |
ブータン(1975年) |
ブータン(1975年) |
||
上段左から |
|||
フィリピン(1984年) フィリピンオオイナズマ、フィリピンオビクジャクアゲハ、コウトウキシタアゲハ、キオビコノハ |
|||
ハスオビヤイロタテハ、オオゴマダラタイマイ |
|||
■ガ(蛾)とは、節足動物門・昆虫綱・チョウ目(鱗翅目、ガ目とも)に分類される昆虫のうち、アゲハチョウ上科、セセリチョウ上科、シャクガモドキ上科を除いた分類群の総称。昆虫の多様性があらわれているのはむしろガの方である。日本にはチョウ目の昆虫が3,500種類知られているが、「チョウ」と呼ばれるものは250種類にすぎず、他はすべて「ガ」である。世界全体で見ると、ガの種類数はチョウの20〜30倍ともいわれている。 |
|||
アフガニスタンの蝶 |
アフガニスタンの蝶 |
アフガニスタンの蝶 |
アフガニスタンの蝶 |
アフガニスタンの蝶とさなぎ |
アフガニスタンの蝶 |
||
アフガニスタンの蝶とさなぎ |
シリアの蝶(2000年) スペインフタオチョウ( Charaxes jasius) |
チョウセンコムラサキ |
|
インドネシアの蝶(1963年) |
|||
オオルリオビアゲハ |
ミイロタイマイ |
アンフリススキシタアゲハ |
ホンバソウラン蛾の一種(brocade moth、フォークランド、1984年) |
■チョウ目の翅の表面構造は、クチクラの鱗状の組織で覆われており、鱗粉と呼ばれている。これは体表の毛が変化したものであり、1個の上皮細胞が強くキチン化して死に、ソケット状の孔から容易に離脱できるようになったもののひとつである。 |
|||
民族衣装の女性(インドネシア、蝶の衣裳、1968年) |
オナガアゲハ(尾長揚羽)・・写真 |
||
■オナガアゲハ(尾長揚羽、The Long Tail Spangle、学名:Papilio macilentus)は、アゲハチョウよりやや大きめの黒い蝶。翅が引き延ばされたように細くスマートで、この翅形が毒を持つジャコウアゲハに非常に似ているため、擬態していると考えられている。幼虫の食草はミカン科植物。北海道西部から南部、本州、四国、九州に生息する。 |
リンク |
|||
アジアの昆虫| |