Kunioの世界の切手紹介と海外写真集

Kunioの世界の切手紹介と海外写真集 世界遺産の切手|アジア 西アジアのシリア・アラブ共和国の世界遺産・遺跡 : シリアは世界的にも歴史の古い土地。 古代都市ダマスカス、古代都市ボスラ 、パルミラ遺跡 、古代都市アレッポ 、クラック・デ・シュヴァリエとカラット・サラーフ・アッディーン、シリア北部の古代村落群

ホーム>切手・題材・テーマ別>世界遺産>アジア>西アジア>シリア・アラブ共和国の世界遺産


西アジアのシリア・アラブ共和国の世界遺産・遺跡の切手

 イスラム圏の西アジアのシリア・アラブ共和国(通称シリア)の世界遺産・遺跡を中心にした切手です。 シリアの世界遺産は、@古代都市ダマスカス、A古代都市ボスラ 、Bパルミラ遺跡 、C古代都市アレッポ 、Dクラック・デ・シュヴァリエとカラット・サラーフ・アッディーン 、Eシリア北部の古代村落群 が登録されています。 シリアは世界的にも歴史の古い土地であり、古代オリエント時代においてもメソポタミア、アッシリア、バビロニア、さらにギリシア・ローマ、ビザンチン帝国と支配者がめまぐるしく変わり、今のようにイスラム世界に入ってからも、ウマイヤ朝、アッバース朝、セルジューク朝、などの各王朝からモンゴル人のイル汗国、オスマン帝国と支配者は変わった。近代には列強の争いの舞台となるなど、人類史の縮図といっていい地域です。 この地域は世界で最も古い歴史を持つ土地と言われ、紀元前1万年頃に氷河期が終わり、地球が温暖化が始まった紀元前8000年頃にはこの地域では麦による農耕が始められた。紀元前6000年ごろには「肥沃な三日月地帯」の一部として灌漑農業が発展し、紀元前3000年ころには農耕に富を基盤とした文明の萌芽があった。
参考:社団法人 日本ユネスコ協会連盟のHP(世界遺産活動

  
 

世界遺産(シリア・アラブ共和国)

イスラム圏の他の国[ 西アジアイラン・イラクトルコシリア ]

※2013年に、シリア情勢の緊迫化などを理由にその時点で登録されていた6件の世界遺産すべてが危機にさらされている世界遺産(危機遺産)リストに加えられた。 ユネスコの世界遺産委員会は、2013年6月20日、文書で「シリアにおける武装紛争状態のため、6つの世界遺産の『顕著な普遍的価値』を確実に保全・保護する条件が失われた」と発表した。

古代都市ダマスカス

Ancient City of Damascus

■古代都市ダマスカスは、シリアの首都ダマスカスの旧市街に残る歴史的な構造物が登録されたユネスコの世界遺産で、エジプトとメソポタミアを結ぶ交通の要衝であり、紀元前3000年ごろから都市が形成しはじめたと考えられている。アレキサンダー大王の東征以後は、ギリシャ、ローマ帝国の支配下に置かれる。635年、アラブ人が侵入。661年から750年まで、ウマイヤ朝の首都として栄える。

ダマスカスの広場の風景

ダマスカスのモスク

ダマスカスのモスク

ダマスカスのモスク

ダマスカス シリア 世界遺産 ダマスカスのモスク ダマスカスのモスク シリア 世界遺産 ダマスカスのモスク シリア 世界遺産

シリア・ラタキア(ラタキーヤ、Latakia)/古代都市アレッポ

Ancient City of Aleppo

■ラタキア(ラタキーヤ、Latakia)は、地中海に突き出した半島に位置するシリア(シリア・アラブ共和国)第一の港湾都市。セレウコス朝やローマ時代・ビザンティン時代の古い建築物は、度重なる地震のためほとんど残っていない。残っている遺跡は、ローマ時代の凱旋門と、バッカスの列柱と呼ばれる酒神バッカスの神殿の一部などである。フランスによって作られた西欧的な市街地の中に残るこれらの遺跡が、往時のラタキアの重要さを伝えている。マリーナは古代の柱の基礎の上に作られているほか古い門やその他の遺跡が街の中にあり、郊外には石棺や埋葬跡のある洞窟がある。凱旋門は街の南東の隅にあり、四つの入口などはほとんど完全な姿で残っている。碑文によればこの門は2世紀後半の共同皇帝ルキウス・ウェルス、または2世紀末から3世紀の皇帝セプティミウス・セウェルスを記念して建てられている。ギリシャ語やラテン語の碑文のかけらが門のあちこちにあるが、ほとんど損なわれてしまっている。 

ラタキアのローマ時代の凱旋門

古代都市アレッポ

古代都市アレッポ グレート・モスクと要塞

ラタキアのローマ時代の凱旋門 シリア 世界遺産 古代都市アレッポ シリア 世界遺産  古代都市アレッポ シリア 世界遺産 グレート・モスク 古代都市アレッポ シリア 世界遺産 

アレッポの要塞

■アレッポは、首都ダマスカスの北約300kmにある古代都市。古くからユーフラテス川流域と地中海、シリア南部とアナトリア地方とを結ぶ交易路の要衝で、商業都市。紀元前20世紀頃には、既にヤムハド王国の首都として栄え、幾多の栄枯盛衰を経験した。紀元前10世紀に築かれたアレッポ城、ヘレニズム時代からの難攻不落の要塞、7世紀に建てられその後、再建されたヨハネの父ザカリアの首を祀る大モスク、12世紀後半のマドラサ(学校)、17世紀のキャラバンサライ(隊商宿)のアル・ワジール、それに世界最大級ともいわれる延々と続くスーク(市場)などが残る。

アレッポの要塞

アレッポの要塞

アレッポの要塞

アレッポの要塞

アレッポの要塞 シリア 世界遺産 アレッポの要塞 シリア 世界遺産 アレッポの要塞 シリア 世界遺産

アレッポの要塞(シリア)

アレッポの要塞

アレッポの要塞 シリア 世界遺産

シリア・パルミラ(Palmyra) パルミラの列柱道路

Site of Palmyra

■シルクロードの商人たちは砂漠に咲くこの街を「バラの街」とたたえた。ローマ人たちは砂漠に茂るオアシスを見てここを「ナツメヤシの都」と称した。緑の都の繁栄は3世紀に終わったが、砂漠にたたずむパルミラの美は1,700年を経た現在も変わらない。 パルミラへ向かうバスの車窓から眺める景色はひたすらな荒野。360度を滑らかな地平線に囲まれて、見えるのは岩と砂と、時おり羊の群れ。街はもちろん山も川も緑もなく、岩のような突起物もない。完璧な地平線。 パワースポット。

パルミラ(Palmyra) シリア 世界遺産 パルミラの列柱道路

■パルミラ(Palmyra):シリア砂漠に作られたパルミラ王国は地中海、エジプト、メソポタミアなどを結ぶ隊商路が通過する中継貿易年としてローマ期にあたる紀元前後の200-300年に栄えた都市。この時代はローマの影響力が最も強い時代であった。ローマ様式の建造物が多数残っており、ローマ式の円形劇場や、公共浴場、四面門が代表的。

パルミラ(Palmyra) シリア 世界遺産 パルミラの列柱道路 パルミラ(Palmyra) シリア 世界遺産 パルミラの列柱道路

パルミラ(Palmyra)

パルミラ(Palmyra)

パルミラ(Palmyra)

パルミラ(Palmyra) シリア 世界遺産 パルミラの列柱道路 パルミラ(Palmyra) シリア 世界遺産 パルミラ(Palmyra) シリア 世界遺産

シリア・古代都市ボスラ

Ancient City of Bosra

古代都市ボスラ 世界遺産

■ボスラは、シリアの首都ダマスカスの南約150km、ヨルダンの国境近くにある都市。ビサンティン様式の建物が数多く残る。建造物は、玄武岩で作られている。このため構造物が全体的に黒茶であることも印象的。
代表的な構造物は、シタデル・ローマ劇場。現在でも演奏会等で使われている。音響的にも優れているとの評価を受けている。ほかにはローマ浴場、ビザンティン建築の大聖堂跡など。

古代都市ボスラ シリア 世界遺産

■シリア北部の古代村落群 - Ancient Villages of Northern Syria
■クラック・デ・シュヴァリエとカラット・サラーフ・アッディーンの城 - Crac des Chevaliers and Qal’at Salah El-Din

シリア・アラブ共和国の遺跡

■シリア・アラブ共和国、通称シリアは、中東・西アジアの共和制国家。北にトルコ、東にイラク、南にヨルダン、西にレバノン、南西にイスラエルと国境を接し、北西は東地中海に面する。首都はダマスカス。公式の英語表記は Syrian Arab Republic (シリアン・アラブ・レパブリック)。通称 Syria (シリア)。この地域は世界的にも歴史の古い土地であり、古代オリエント時代においてもメソポタミア、アッシリア、バビロニア、さらにギリシア・ローマ、ビザンチン帝国と支配者がめまぐるしく変わり、今のようにイスラム世界に入ってからも、ウマイヤ朝、アッバース朝、セルジューク朝、などの各王朝からモンゴル人のイル汗国、オスマン帝国と支配者は変わった。近代には列強の争いの舞台となるなど、人類史の縮図といっていい。

シリア・Sednayaの風景

シリア・Sednayaの風景

シリア・Hamaの風景(加刷)

Hamaの風景(加刷)

Hamaの風景(加刷) アイリアのモスク

ハマの水車(シリア、1961年)

■ハマー(ハマ、Hama、「要塞」の意)は、シリア(シリア・アラブ共和国)西部のオロンテス川中流にあるシリア第4の都市で、緑豊かな町である。紀元前3000〜2000年前から栄えたオアシス都市。オロンテス川沿いに広がる古い街には合わせて16台の大型水車(ノリア)があり、庭園に水を供給するために使われている。こうした水車の歴史は紀元前1100年頃までに遡るとされる。

ハマの水車(シリア、1961年)

■シリアでは、紀元前1万年頃に氷河期が終わり、地球が温暖化が始まった紀元前8000年頃にはこの地域では麦による農耕が始められた。紀元前6000年ごろには「肥沃な三日月地帯」の一部として灌漑農業が発展し、紀元前3000年ころには農耕に富を基盤とした文明の萌芽があった。


西アジアのシリア・アラブ共和国の世界遺産・遺跡の切手
6件の世界遺産すべてが危機にさらされている世界遺産(危機遺産)リストに

カウンター