音楽の切手|世界の民族楽器などを含む楽器・演奏家など
世界の民族楽器も含む楽器(Musical Instruments)・演奏家に関する切手を中心にした切手です。世界には国の数の何倍もの色んな楽器があります。弦楽器・管楽器・打楽器等国で様々な楽器があり、昔から人々を慰めるものとして音楽や楽器が広く広まったものと思います。音楽に関してはヨーロッパは一日の長があり、楽器面ではギリシャ・オーストリア・ドイツ・チェコで珍しいものがありました。アジアは流石に胡弓や馬頭琴の様に弦楽器や竹を使った笛、東南アジアは舟型木琴が多い。 沖縄のサンシンに関して、中国から伝来した三線は琉球、沖縄で長い年月の間に工夫と改良が加えられて琉球音楽の主要楽器となり沖縄の音楽を一変させました。琉球王府が三線の改良に力をいれて17世紀初頭には三線主取(ヌシドリ)という役職までおいていたそうです。チャドで発行されたマリリン・モンローが弦楽器を演奏する切手やカナダ・インディアンのドラムも見つかりました。
音楽関係の切手の索引 [ 音楽・メロディ|楽器|作曲家・楽譜・指揮者|レコード|歌手|演奏家|歌劇やオペラ、日本古典芸能 ] |
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■ラオスの楽器(1957年) |
■ラオスの楽器(1957年) |
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何か神社で使う楽器・笙のように見えます。 |
左から正倉院にもあるケーン(Khaen、笙(しょう))、ソー・オー(Soo-oo、2弦の胡弓)、コーン(Kong、片面太鼓) |
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■香港の楽器 ・・・革胡、琵琶(改良された琵琶)、阮(4弦の古い月琴)、二胡 |
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■中国の打楽器(香港発行)長鼓、拍板、シンバル、雲鑼 |
編鐘(Chimes)鐘の単体 |
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長鼓,拍板,シンバル,雲鑼,編鐘(小型シート) |
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マカオ発行の中国の楽器(1986年) |
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■中国の楽器のFDC(初日印) |
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☆月琴(げっきん,英語名moon guitar, moon-zither、)は中国・日本・越南(ベトナム)の伝統楽器。リュート属の撥弦楽器で満月のような円形の共鳴胴に短い首(琴杵)を持つ。弦数は時代や国によって違うが大抵2-4弦で、4弦なら複弦を2コースずつ張る。弦は、昔は絹糸であったのだが後に針金を張ったものも多く、現在はナイロン鋼糸弦が主流。調律についても時代や国によりまちまちである。 |
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■ギリシャの楽器と演奏家(1975年) |
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ポントスのリラ(Lyra、3弦弓奏)、ビザンチン時代の天井画の音楽家(リラ、ホルン)、クレタのリラ(3弦弓奏)、 |
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ガイダ(Gaida、バグパイプ)、ラウート(Laghouto、リュート)、手回しオルガン (Barrel organ)、ズルナとカナムザ(笛とzournadas、リード笛)、 |
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■モンゴルの弦楽器/管楽器 |
楽器名:モリンホール(馬頭琴、Morin khuur)ビシュゴール(ダブル・リード笛、,Bishguur),エヴェル・ブリー(角笛形のクラリネット、Ever burse),シュダルガ(三弦、Shudaruga),ヒイル(四弦の弓奏、Khiil) |
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楽器名:ヤンチル(中国の揚琴、Janchir)、ヤトガ(13弦筝、Jatga) |
モリンホール(馬頭琴)、シャンズ(モンゴルの三味線) |
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☆モンゴルの民族楽器では馬頭琴(モリン・ホール)、トヴシュール(ホーミーの伴奏に使う弦楽器。指で弾いて演奏します。)、リンベ(モンゴル国の横笛、リンベ(プラスティック製のもの、銅製のものの2種類があります。)が最も知られています。 |
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■ネパールの楽器 |
5P:サーランギはバイオリンのように四本弦で、弓を用い奏でる楽器である。その音色は哀愁を湛え、ネパール音楽に独自の奥深さをあたえている。 |
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☆50P:ナルシンハはネパールの祭典や、結婚式などに演奏される楽器。ストレートボディのホルン"シャナイ"(Shanai)と、大きなカーブボディを持つ"ナルシンハ"(Narshimha)の迫力ある破裂音は、聴く者に強い高揚感を与え、ドーラク(Dholak)の力強いリズムとブシャ(Bushya-ネパールシンバル)の迫力ある響きが、祭りを更に盛り上げる。1R:ムチャンガ(口琴)(Jew's harp 英)は、金属や竹などでできている楽器です。口や歯に当て、弁を指や紐ではじき、口内に反響させ音色を変化させます。 |
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■ドイツの楽器 ライプチッヒ博物館(1979年) |
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『リラ・ダ・ガンバ』ガンバのイタリア製リラ/1952年、17-18世紀のフランス製『セルパン(serpent)』、 |
『ピアノに寄る娘たち |
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2000年、マダガスカル |
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ヴァイオリン(フランス、1979年) |
赤いヴァイオリン 絵画切手 |
赤いヴァイオリン 絵画切手 FDC(初日印カバー) |
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(フランス、1965年) |
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■韓国の民族楽器(1975年) 仏教徒の太鼓の踊り/Bara(シンバル)踊り/BupoNori/ソゴ踊り |
■沖縄のサンシン(さんしん) |
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■ノルウェーの楽器(1978年) |
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セリエフレイテ、 |
ハルディングフェーレ |
ランゲレイク |
ブッケホルン、ラムの角笛 |
■ルクセンブルグの楽器 |
■カナダの楽器 |
■リヒテンシュタインの楽器 |
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Grand-Duke(1985年) |
ルクセンブルグ音楽学校(1985年) |
18世紀のマンドラ |
ホルン |
■マンドラはマンドリン属の弦楽器で、マンドリンよりも一回り大きい。マンドラ・テノーレとやや小さいマンドラ・コントラルトがある。 両方とも弦は4セット8弦であり、マンドラ・テノーレはマンドリンよりも丁度1オクターブ低いG-D-A-E。マンドラ・コントラルトはビオラと同じくマンドリンより五度低いC-G-D-A。音色は豊かで丸みを帯びたものであり、音域は人間の声域に大体相当する。マンドリンオーケストラでは主に中音域を担当し、主旋律、副旋律、伴奏と幅広く活躍する。 |
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■カナダ・インディアンのドラム(Idian Drum、1972年) |
■イタリアの楽器(1979年) |
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太平洋岸のインディアン |
アルゴンキアン・インディアン |
亜北極圏のインディアン |
ツァンポーニャ(Zampugna) |
ツァンポーニャ(Zampugna): |
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■スウェーデンの楽器(1985年) |
■西ドイツの楽器 |
■クラヴィコードは14世紀頃に発明され、1840年代まで製作されつづけた。18世紀中葉から主としてドイツ語圏の国々、スカンジナビア半島およびイベリア半島において全盛期を迎えた。中世のモノコード(モノコルド)に鍵盤機構を付加したものから発達したとする説があるが、確実な証拠は残っていない。軽い長方形の箱形の木製楽器で、テーブルや専用の台などの上において用いる。1730年代以前に製作された楽器の多数は小さい(おそらく長さ4フィート、幅1フィート、高さ1/3フィート、音域4オクターブ程度)のに対して、後期の楽器は長さ7フィート以上の大きさであり、6オクターブの音域を有していた。 |
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クラヴィコード(スウェーデン) |
クラヴィコード(ドイツ,1956年) |
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沖縄・さんしん |
フルートを吹く人、ヴァイオリンを持つ人(フランス1967年) |
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■「さんしん」は、民謡等の演奏で使用される三味線と類似した沖縄独特の弦楽器です。14世紀から15世紀に中国からもたらされた「さんしん」は、当初、琉球王府で保護育成されていましたが、後に一般にも普及し、さまざまな沖縄の芸能を発展させ、伝統楽器の中で最も重要な位置を占めるようになりました。 図案は、、「さんしん」と琉球舞踊の衣装に使用されるティーサージ(てぬぐい)と芭蕉布。 |
1960年代後半のグループサウンズ、エレキギター(日本) |
1970年代後半-80年代前半、カラオケブーム、 |
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■チェコスロバキアの楽器(1974年) |
■ハンガリー楽器(1985年) |
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スーザフォーン(Sousaphone、チューバの一種)、 |
馬頭琴(日本) |
ハープ(Harp)、ヴィオラ・ダ・ガンバ(Viola da gamba)、ヴィオラ・ダモーレ(Viola d'amore) |
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■仏領ポリネシアの楽器(1996年) |
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ウクレレ、パフ、トエレ |
トエレ |
プ(Pu,貝笛)、 |
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■イラクのラム・ヘッドのウルのハープ(1963年-) |
■インドの弦楽器・ヴィーナ(Vina) |
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☆ウルのハープ:ウル出土の古代シュメール(スメール)のリラ型牛頭ハープで、加刷を含め普通切手で同図案の切手が多い。 |
☆ヴィーナ(Vina)は南インドの代表的な大型弦楽器で、2つのひょうたんを共鳴に使う楽器。竿に7本の弦がある。弦をピックで弾くことにより音を出し、微妙な音色を奏でることが出来る。 |
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■台湾の楽器 笛(ふえ、Di) |
笙(しょう、Sheng) |
筝(そう、Cheng) 16弦 |
■ミルダンガム、mirudhangam(打楽器、シンガポール) |
■インドネシアの民族楽器と地図(1967年) |
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ジャワの琴、チュレンプン |
チモールの竹筒琴、 |
フローレスの双管笛、 |
スマトラ東北のサンギヘとタラウドの胡弓、アラバブ(Arababu) |
西イリアンのジャワの太鼓、 |
スラウェシのチター、 |
ボルネオ・カリマンタンの |
バリのガムラン楽器、 |
スマトラのリード笛、スルナイ |
西イリアンのラッパ、トロンペト |
ボルネオ・カリマンタンの芦笙、 |
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楽琵琶(日本、2008年) |
アンクルン(日本、2008年) |
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■楽琵琶は、四本弦の弦楽器で、奈良時代にペルシャを起源に中国を経由して雅楽とともに日本に伝えられました。他の種類の琵琶よりも大きいもので、雅楽の管弦合奏に使用されています。 |
■アンクルンは、インドネシア・西ジャワを起源とする楽器で、竹枠とその中にゆるく繋いだ竹筒から成ります。複数ある竹筒は、ぶつかった際によく響くように削ってあり、演奏者は楽器をゆすって音を出します。 |
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■タイの民族楽器(1982年) |
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金属製リズム打楽器チン(ching)とチャップ(シンバル状の打楽器) |
ピーナイ、ピー・ノク |
樽型の両面太鼓クローン・タット・タポン(ta phon) |
コーン・モン(ドラ)とクラップ(竹の拍子木) |
ゴング系の打楽器・銅壺琴 コーン・ウォン・ヤイ(khong wong yai) |
打楽器・銅壺琴 コーン・ウォン・レク(Khong Wong Lek) |
舟型の木琴ラナート・エーク |
箱型の竹琴ラナート・トゥム |
カネル(エストニア、1933年) |
ラトビアの首都・リガ(Riga)のパイプオルガンとドーム | ||
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△TOP | |||
■ベトナムの楽器・演奏家 左から カイ・スド(竹の横笛、Cai sdo)、パクバン(指につけて叩く拍板,Phach bang)、扇 |
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1961年に北ベトナムで発行されたもの。翌年にはベトナム戦争が始まるというきな臭い時期ですが、 |
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■イラクのフルートを吹く少女 |
■フランスの横笛を吹く少年 |
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■国際音楽祭の演奏家達(マカオ) |
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■ラオスの民族楽器演奏者 |
■仏領ポリネシアの花の髪飾り |
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■ベトナムの楽器の演奏(南ベトナム、1966年) |
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■レバノンの女性(1973年、バラを持つ女性とウード |
■リュートとマンドリンを演奏する |
オルガンとハープを演奏する |
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☆ウード (英語 Oud, トルコ語 Ud, ペルシャ語 Barbat) は、リュート属に分類される撥弦楽器。弦をはじいて音を出す。中東から(アラビア、イラクなど)北アフリカのモロッコにかけてのアラブ音楽文化圏で使われる。リュートや琵琶に非常に近く、半卵形状の共鳴胴を持ち、竿の先が大きく反っている。ただし、リュートや琵琶と違いフレットを持たない。アラブ音楽では「楽器の女王」と呼ばれている。 |
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■インドネシアの若き演奏家たち(1954年) |
■弦楽器を演奏する |
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笙の笛の様な楽器 |
Dakon |
横笛 |
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■タイの楽器と演奏者(1970年) |
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ソーサイムサイ(3弦の胡弓) |
クルイ・ピアンゴ(たて笛) |
クラチャピ(4弦の長棹月琴) |
トン・ラマナ(一対の太鼓) |
■スウェーデンの楽器演奏・「スウェーデンの音楽家」(1983年) |
■日本・ふみの日 |
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左上:ピアノ(クラシック)、左下:サクスフォン(ジャズ)、 |
ラッパとチェロの演奏家 |
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■ブータンの小型の一対の鐘、ティンチャグ(Tinchag)の演奏 |
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1990年、法器 |
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■スウェーデン1983年発行の「スウェーデンの音楽家」は民族音楽家ヒンス・アンデシュ(中央の人物)を描く切手で、世界最高峰の切手凹版彫刻家のチェスラフ・スラニアは自ら製作した切手のナンバーワンに挙げています。 |
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■ルーマニアの楽器と演奏家(1961年) |
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フルイエル(Fluier、たて笛)、コブザ(Cobza、リュート、4複弦のウード)、チンポーイ(Cimpoi、バグパイプ)、ツァンバル(Tsambal、ツィンバロム)、トゥルニク(Tulnic、長大な牧笛) |
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■スペイン領サハラ(1953年) |
■パプアニューギニア |
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ハルディン |
グンブリ |
クンドゥ(Kundu、手持ちの太鼓) |
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音楽の切手|世界の民族楽器などを含む楽器・演奏家など |
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