Kunioの世界の切手紹介と海外写真集

Kunioの世界の切手紹介と海外写真集
世界遺産の切手|南北アメリカ大陸・中南米 : 中南米はアステカやインカ、マヤと言った独特の文化が栄えた所で有名な場所が多い。 それらが世界遺産となっている。 モアイ、ガラパゴス・・

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UNESCO 世界遺産(南北アメリカ大陸)・中南米 

 世界の膨大な数の世界遺産の中からアメリカ大陸(中南米)の世界遺産の切手を選びました。特に中南米はアステカやインカ、マヤと言った独特の文化が栄えた所で有名な場所が多いです。 インカ帝国(Imperio Inca、正式名称「タワンティン・スウユ(Tawantin Suyu / Tahuantinsuyo)」) は、南アメリカのペルー、ボリビア(チチカカ湖周辺)、エクアドルを中心にケチュア族が作った国。前身となるクスコ王国は13世紀に成立し、1438年のパチャクテク即位による国家としての再編を経て、1533年にスペイン人のコンキスタドールに滅ぼされるまで続いた。最盛期には、80の民族と1,600万人の人口をかかえ、現在のチリ北部から中部、アルゼンチン北西部、コロンビア南部にまで広がっていた。首都はクスコ。インカ帝国は、メキシコ・グアテマラのアステカ文明、マヤ文明と対比する南米の原アメリカの文明として、インカ文明と呼ばれることもある。マヤ文明とは、メキシコ南東部、グアテマラ、ユカタン半島などいわゆるマヤ地域を中心として栄えた文明である。大規模な都市遺跡が築かれ始めたのは、形成期後期 (先古典期後期)からで、いわゆる「中部地域」で、現ベリーズのラマナイ(Lamanai)、グアテマラのペテン低地に、エル=ミラドール(El Mirador)、ナクベ(Nakbe)などの大都市遺跡が建設され、繁栄した。忘れてならないのがダーウィンの進化論で有名なエクアドルのガラパゴス諸島やペルーのナスカの地上絵です。
  参考:社団法人 日本ユネスコ協会連盟のHP(世界遺産活動

 

アメリカ大陸の世界遺産の索引[ アメリカ大陸トップ北米中南米   中南米特別編 ペルー ]


世界遺産(アメリカ大陸) ・・ 中南米

メキシコの世界遺産

■メキシコの世界遺産は、(1)古代都市パレンケと国立公園 、(2)メキシコシティ歴史地区とソチミルコ 、(3)古代都市テオティワカン 、(4)オアハカ歴史地区とモンテ=アルバンの古代遺跡 、(5)プエブラ歴史地区 、(6)古都グアナフアトとその銀鉱群 、(7)古代都市チチェン・イッツァ 、(8)モレリア歴史地区 、(9)古代都市エル・タヒン 、(10)サカテカス歴史地区 、(11)サンフランシスコ山地の岩絵 (12)ポポカテペトル山腹の16世紀初頭修道院群 、(13)古代都市ウシュマル 、(14)ケレタロの歴史史跡地区 、(15)グアダラハラのオスピシオ・カバーニャス、(16)パキメの遺跡、カサス・グランデス 、(17)トラコタルパンの歴史遺跡地帯 、(18)ショチカルコの古代遺跡地帯 、(19)カンペチェ歴史的要塞都市 、(20)カンペチェ州、カラクムルの古代マヤ都市 、(21)ケレタロ州シエラ・ゴルダのフランシスコ会伝道所群 、(22)ルイス・バラガン邸と仕事場 、(23)テキーラの古い産業施設群とリュウゼツランの景観 、(24)メキシコ国立自治大学の大学都市の中央キャンパス、(25)シアン・カアン、(26)エル・ビスカイノのクジラ保護区 、(27)カリフォルニア湾の島嶼および保護地区群 が登録されています。

古代都市パレンケと国立公園

「碑文の神殿」
チチェン・イッツァ
チチェン・イッツァ メキシコ 世界遺産

■古代都市パレンケはメキシコにあるマヤ文明の古代都市遺跡で、メキシコの世界遺産の一つである。ユカタン半島の付根にあたるメキシコ南東部のチアパス州に位置し、7世紀に最盛期を迎えた都市の遺構としての宮殿を中心とする、『マヤ遺跡の典型』といわれる建物群を密林のなかに配置している。チアパス州の北部に位置するパレンケ遺跡はパカル王(615 A.C. ? 683 A.C.)を中心に成長した最大規模の遺跡である。中心部に宮殿を建てた設計はマヤ遺跡の最も古典的な形といえる。

「碑文の神殿」の地下から石棺とともに多数の装飾品をつけた王の遺体が発見された。ヒスイの仮面などが有名であるがこの発見により、当時の考古学による「メキシコのピラミッドは神殿の台座に過ぎない」という定説が覆され、マヤ遺跡に対する旋風を巻き起こしたことは有名である。
右の切手シートでは、マヤ文明の古代遺跡。1987年世界遺産登録。
遺跡の内部と副葬品、翡翠の仮面と石棺の蓋など、天体観測塔、十字の神殿、碑文の宮殿なと。

パレンケ遺跡
パレンケ遺跡 マヤ文明 メキシコ 世界遺産

モンテ=アルバン

■モンテ=アルバンは、メキシコ、オアハカ州のオアハカ盆地中央、オアハカ市街の西方10km、盆地の「底面」からの比高差400mにある山の頂上を平らにして築かれたサポテカ文化の中心をなす祭祀センターである。紀元前500年頃から紀元800年頃まで繁栄した。後古典期には、ミシュテカ族に支配された。メソアメリカ文明を考える上で非常に重要な考古遺跡である。

モンテ=アルバンは、メキシコ、オアハカ州のオアハカ盆地中央、オアハカ市街の西方10km、盆地の「底面」からの比高差400mにある山の頂上を平らにして築かれたサポテカ文化の中心をなす祭祀センターである。紀元前500年頃から紀元800年頃まで繁栄した。後古典期には、ミシュテカ族に支配された。メソアメリカ文明を考える上で非常に重要な考古遺跡である。 「サポテカ神(Zapotec deity)」
「サポテカ神(Zapotec deity)」

■メソアメリカは、メキシコ及び中央アメリカ北西部とほぼ重複する地域において、共通的な特徴をもった農耕民文化ないし様々な高度文明(マヤ、テオティワカン、アステカなど)が繁栄した文化領域を指します。

古代都市エル・タヒン 

■エル・タヒンは、9世紀頃から12世紀末頃までメキシコ湾岸で栄えたトトナカ文明の都市と言われる古代遺跡。タヒンと呼ばれる12人の雷雨(ハリケーン)の神々がこの遺跡に住むという地元のトトナカ族の神話に由来している。1992年世界遺産登録。
カエルのモチーフのヨーク(くびき)とトリのモチーフのアチャ(斧)など、南球戯場の生贄のレリーフ、球戯場と球戯者像、稲妻やハリケーンを祀った考えられている「壁龕のピラミッド」とトリの頭部のアチャ、神殿とパルマ。タブに水がめ。
下段中央「壁龕のピラミッド」。

古代都市 エル・タヒン

古代都市テオティワカン

■テオティワカン (Teotihuacan)とは、メキシコシティ北東約50キロの地点にあり紀元前2世紀から6世紀まで存在した巨大な宗教都市遺跡。当時のアメリカ大陸では最大規模を誇っていた。テオティワカン人の宇宙観、宗教観を表す極めて計画的に設計された都市で太陽のピラミッド、月のピラミッドそして南北5キロにわたる道(「死者の大通り」)が基点となり各施設が配置されている。この都市で祀られた神々は、農業・文化と関係深いケツァルコアトルや水神トラロック、チャルチウトリケ、植物の再生と関係あるシペ・トテックなどである。テオティワカンとは、「神々の都市」という意味で、これは後にこの地にやってきたアステカ人が命名した。

「死の神(God of Death)」

「太陽の石」

ユカタン半島のマヤの遺跡(サハラ、1992年)

「死の神(God of Death)」 「太陽の石」(アズテック・カレンダー) オーパーツ アステカ文明

(アズテック・カレンダー)

 ユカタン半島のマヤの遺跡(サハラ、1992年)

■「太陽の石」(アズテック・カレンダー)は、アステカ文明でカレンダーとして使用したとされる文字が刻まれた石。その石には人類が過去に4つの時代を経て4度滅亡してきたことと、現人類の終末の予言が刻まれているという。(オーパーツ)  マヤの人々は天体観測に優れ、非常に精密な暦を持っていたとみられている。一つは、一周期を260日(13日の20サイクル)とするツォルキンと呼ばれるカレンダーで、宗教的、儀礼的な役割を果たしていた。もう一つは、一年(1トゥン)を360日(20日の18ヶ月)とし、その年の最後に5日のワイエブ月を追加することで365日とする、ハアブと呼ばれる太陽暦のカレンダーである。

■太陽に生贄(いけにえ)の心臓を捧げる信仰 アステカ王国では太陽の神への最高の供物として人間が捧げられた。現代社会の感覚からはあまりにもかけ離れているこの生贄(いけにえ)の習慣は、アステカの人々の深い信仰に根差している。彼らは、太陽をはじめ自然の諸力を担う神々がつつがなく世界を維持していくためには、最も貴重な人間の血と生命が必要だと考えていた。生贄(いけにえ)となる人々には戦いの捕虜たちも含まれており、アステカ王国は生贄(いけにえ)の確保のために周辺諸国に戦士を送った。

宗教都市遺跡 テオティワカン (Teotihuacan)

テオティワカン (Teotihuacan)
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パナマの世界遺産

■パナマ共和国(パナマきょうわこく)、通称パナマは、北アメリカ大陸と南アメリカ大陸の境に位置する共和制国家である。北西にコスタリカと、南東にコロンビアに接し、北はカリブ海に、南は太平洋に面する。首都はパナマ市。 世界遺産としては、(1)パナマのカリブ海沿岸の要塞群:ポルトベロとサン・ロレンソ 、(2)ダリエン国立公園、(3)タラマンカ山脈=ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園 、(4)パナマ・ビエホとパナマの歴史地区 、(5)コイバ国立公園とその海洋特別保護地域 がある。

パナマのカリブ海沿岸の要塞群:ポルトベロとサン・ロレンソ

サン・ロレンソ城(要塞化都市サン・ロレンソ、1980)

大聖堂(パナマ歴史地区、1997)

パナマ歴史地区と
シモン・ボリバルのサロン

要塞化都市ポルトベロ(1983)

パナマのカリブ海沿岸の要塞化都市:ポルトベロ-サン・ロレンソ
ポルトベロは、「美しい港」という意味でコロンブスが1502年に命名した。 地形と地理に恵まれたこの港は、スペインの重要な中米拠点として位置づけられ、 1597年に海賊の攻撃に備えるために強固な要塞と倉庫が築かれました。新大陸の富をスペインに運び、また本国から運ばれてきた物資を中南米各地に送るための拠点でした。
   

キューバの世界遺産

■キューバの世界遺産は、(1)ハバナの旧市街と要塞 、(2) トリニダとロス・インヘニオス渓谷 、(3) サンティアーゴ・デ・クーバのサン・ペドロ・デ・ラ・ロカ城 、(4) ビニャーレス渓谷 、(5) キューバ南東部のコーヒー農園発祥地の景観 、(6) シエンフエーゴスの都市歴史地区 、(7) カマグエイ歴史地区 、(8)アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園 、(9)| グランマ号上陸記念国立公園 が登録されています。

ハバナの旧市街と要塞

シエンフエーゴスの都市歴史地区

ハバナ

■オールド・ハバナ(ハバナ旧市街、スペイン語で、La Habana Vieja)は、キューバの首都・ハバナを構成する歴史地区である。オールド・ハバナと4つの要塞(フエルサ要塞、モロ要塞、ブンタ要塞、カバーニャ要塞)は、1982年に、「ハバナ旧市街とその要塞群」の名前で、ユネスコの世界遺産に。

シエンフェゴス

■シエンフエーゴスの都市歴史地区は、19世紀に建設された都市シエンフエーゴスの古い町並みが対象となっている。ラテン・アメリカの都市が植民都市からの近代都市へと発展していく過渡期の都市の見本。

トリニダとロス・インヘニオス渓谷

カマグエイ歴史地区

トリニダード

■トリニダ(Trinidad, トリニダード)は、キューバ中央部サンクティ・スピリトゥス州の町である。建設当初の正式名はサンティシマ・トリニダ(Villa De la Santisima Trinidad)である。砂糖取引で栄えたかつての繁栄を偲ばせる町並みは、近隣のロス・インヘニオス渓谷とともに、1988年にユネスコの世界遺産リストに。

カマグェイ

■カマグエイ(スペイン語:Camaguey)は、キューバ中部にある都市。カマグエイの街は1530年代に建設され、19世紀までスペイン領西インド諸島の経済的な中心地であった。そのため、17世紀の教会を含め、スペイン植民地時代の建築物が今なお残っている。

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世界遺産(アメリカ大陸) ・・ 南米

チリの世界遺産 

■チリの世界遺産は、(1)ラパ・ヌイ国立公園(イースター島) (2)ハンバーストーンとサンタ・ラウラの硝石工場群 (3)バルパライソの海港都市の歴史的町並み  (4)チロエの教会群  (5)スウェルの鉱山都市 です。

ラパ・ヌイ国立公園(イースター島)

謎の巨石像モアイの島ラパ・ヌイ国立公園(=イースター島)(チリ)

チリ 世界遺産 モアイ イースター島チリ 世界遺産 モアイ イースター島 チリ 世界遺産 モアイ イースター島

■イースター島(モアイ):10世紀頃から、モアイの製作が始まる。当時彼らの作ったモアイや墳墓、石碑など考古学上極めて重要な遺跡が数多く残されている。人口も増加し、最盛期では1万5千人を超えていたと見られる

■ラパ・ヌイ国立公園(―こくりつこうえん)は、チリの本土から太平洋へ西に約3,700km沖に浮かぶイースター島にあるチリの国立公園。ラパ・ヌイは、先住民の言葉で大きい島という意味である。イースター島に残るモアイ像が有名である。モアイは約1,000体が残っているがその殆どは、16世紀から17世紀に起きた部族抗争で破壊されてしまった。モアイ以外にも、洞窟内の壁画や住居跡などラパ・ヌイ文化を示すものも含まれている。

モアイとイースター島の地図

モアイ像

謎の巨石像モアイの島ラパ・ヌイ国立公園(=イースター島)(チリ)

イースター島のモアイ イースター島 モアイ 謎の巨石像モアイの島ラパ・ヌイ国立公園(=イースター島)(チリ) イースター島 モアイ

■インカ帝国(Imperio Inca、正式名称「タワンティン・スウユ(Tawantin Suyu / Tahuantinsuyo)」) は、南アメリカのペルー、ボリビア(チチカカ湖周辺)、エクアドルを中心にケチュア族が作った国。前身となるクスコ王国は13世紀に成立し、1438年のパチャクテク即位による国家としての再編を経て、1533年にスペイン人のコンキスタドールに滅ぼされるまで続いた。最盛期には、80の民族と1,600万人の人口をかかえ、現在のチリ北部から中部、アルゼンチン北西部、コロンビア南部にまで広がっていた。インカの神は日本やエジプトと同じく太陽神です。

モアイ像(チリ) 普通切手

モアイ像(チリ)
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エクアドルの世界遺産 

 

■エクアドルの国名はこの国を通る赤道(スペイン語でEcuador terrestre)に由来しています。ガラパゴスとは「ゾウガメの島」の意味です。世界自然遺産第1号に登録された「進化論の島」ガラパゴス諸島(エクアドル)。

■(1)ガラパゴス諸島 (2)キト市街 (3)サンガイ国立公園 (4)サンタ・アナ・デ・ロス・リオス・クエンカの歴史地区

「進化論の島」ガラパゴス諸島 のゾウガメ

ガラパゴスゾウガメ(Geochelone nigra)(1935年)

ガラパゴス エクアドル 世界遺産

■ガラパゴスはチャールズ・ダーウィンが測量船ビーグル号に乗船し進化論の着想を得ることになった航海でこの島にも訪れていることは有名である。南米エクアドルの西約900kmの太平洋上に浮かぶ123の大小の島と岩礁からなる火山群島。現在も火山活動が続いている。

ガラパゴスの亀(1935年) エクアドル 世界遺産 進化論

赤道直下で、天敵になるような大型の陸棲哺乳類が存在しないガラパゴスに生息するガラパゴスゾウガメ(Geochelone nigra)は、大型の陸ガメ。甲羅がドーム型のものと鞍型のものに分けられる。亜種ピンタゾウガメの最後の一頭は、ロンサム・ジョージと呼ばれています。

ガラパゴス諸島(ガラパゴスしょとう、西:Islas Galapagos)は、南東太平洋上にあるエクアドル領の諸島。 Islas Galapagos は「ゾウガメの島」という意味。ガラパゴスゾウガメ(Geochelone nigra)は、最大甲長130cmとリクガメ科最大種。体重300kg。

 「進化論」・「種の起源」のダーウィン没後100年

ダーウィンは、19世紀、皇族以外で国葬された5人のうちの1人。ウェストミンスター寺院のニュートンの隣に埋葬されている。
ゾウガメ、ウミイグアナ、ダーウィンフィンチ、先史時代の人骨。

ダーウィン ゾウガメ、ウミイグアナ、ダーウィンフィンチ、先史時代の人骨 ダーウィン ゾウガメ、ウミイグアナ、ダーウィンフィンチ、先史時代の人骨

■チャールズ・ロバート・ダーウィン(Charles Robert Darwin, 1809年2月12日 - 1882年4月19日)はイギリスの自然科学者。卓越した地質学者・生物学者で、種の形成理論を構築。全ての生物種が共通の祖先から長い時間をかけて、彼が自然選択と呼んだプロセスを通して進化したことを明らかにした。ダーウィンの生涯を通して多くの生物種と地名が彼にちなんで名付けられた。アンデス山脈のダーウィン山は25回目の誕生日を祝して名付けられた。ビーグル号が1839年に第三回目の航海でオーストラリア北岸を調査していたとき、友人の船乗りジョン・ロート・ストークスが発見した湾はポート・ダーウィンと名付けられた。その付近に作られたパーマストン入植地は1911年に正式にダーウィンと改名された。ガラパゴス諸島で発見したフィンチ類は1947年のデイビッド・ラックの著書によってダーウィンフィンチとしてよく知られるようになった。

チャールズ・ロバート・ダーウィンとフェルナンディーナ島の火山、
ガラパゴスの動物 ガラパゴスゾウガメ、アメリカグンカンドリ

チャールズ・ロバート・ダーウィンと火山、ガラパゴスの動物 エクアドル世界遺産

■ガラパゴス諸島には、各大陸とは隔絶された独自の進化を遂げた固有種が多く存在する。天敵になるような大型の陸棲哺乳類が存在しない。
・ガラパゴスゾウガメ - 大型のリクガメ。甲羅がドーム型のものと鞍型のものに分けられる。島ごとに多くの亜種に分かれるがそれを独立種とする説もある。主に、果実・木の実などを食べる。
・ガラパゴスペンギン - 世界で3番目に小さく、唯一の熱帯性種であるペンギン。フンボルト海流から流れる魚類を餌にしているが、近年のエルニーニョ現象により餌が減り、個体数も減少した。
・ガラパゴスリクイグアナ - サンタフェ島にはConolophus pallidusが、その他の島にはConolophus subcristatusが生息していたが、既に絶滅した島もある。主にウチワサボテンを食べるが、移入されたヤギによって食料が奪われ、存続が危ぶまれている。
・ウミイグアナ - 海岸に生息し、海草などを食べる。
・ヨウガントカゲ - 各島に1種、全部で7種が生息する。 ・ガラパゴスアシカ 、ガラパゴスオットセイ

キト市街 キトの女神(世界遺産)

キトの女神 エクアドル 世界遺産

■サンフランシスコデキト(フランシスコ・ピサロは1534年、キトへの殖民を開始。街は「サン・フランシスコ・デ・キト」と名づけられた。)はキトと呼ばれる場合がほとんど、 北西部の南米のエクアドルの首都。この女神はそこの守護神です。キト市街地が世界遺産になっています。15世紀半ばにクスコを拠点に急速に拡大していたタワンティンスーユ(インカ帝国)の皇帝トゥパク・インカ・ユパンキの遠征によって征服され、キトはクスコに次ぐ帝国第二の都市として栄えた。インカ時代、クスコからキトまでは、インカ道が通された。

サンタクララ修道院 天使、キリスト、頬杖をつく男の子、聖母、キトの聖母(エクアドル、2009年)

サンタクララ修道院 天使、キリスト、頬杖をつく男の子、聖母、キトの聖母(エクアドル、2009年)

ボリビアの世界遺産 

 

■ボリビアは、B.C.1500年頃からB.C.250年頃 チリパ文化が栄えた。5世紀から12世紀頃 ティワナク文化が栄え、12世紀頃から1470年頃 ティティカカ湖沿岸にアイマラ諸王国が栄えた。1470年頃から1532年 アイマラ諸王国がクスコに拠点を置いていた、ケチュア人の皇帝パチャクテクや、トゥパク・インカ・ユパンキの征服によりタワンティンスーユ(インカ帝国)のコリャスーユに編入された。ティワナク文明の遺産多し。

■世界遺産は、 (1)ポトシ市街 (2)チキトスのイエズス会伝道所群 (3)古都スクレ (4)サマイパタの砦 (5)ティワナク:ティワナク文化の宗教的・政治的中心地 (6)ノエル・ケンプ・メルカード国立公園

インカ以前の文明ティワナク遺跡/
ティワナク/ティワナク文化の宗教的中心地

■ティワナク(Tiwanaku)またはティアワナコ(Tiahuanaco)は、南米のボリビア多民族国にあるプレ・インカ期の遺跡名、およびその管区と村の地名。ティワナク独自の文化が形成されてくるのは、紀元前1-2世紀ころからであるが、その文化が広範囲に広がり始めるのは紀元後400年頃からである。その最盛期は、おおよそ750年-800年ころから1000年前後-1100年頃で、その頃になると、北はペルー領のチチカカ湖北岸や現在のモケグワ県、南はチリのサン・ペドロ・デ・アタカマやアルゼンチン北部、東は現在のボリビアのコチャバンバ地方にまで影響が及んだとされている。これらの地方のいくつかにはティワナクの飛び地があったとされており、特にモケグワにはティワナク様式の土器やテラス状構造の基壇からなり方形の半地下式広場を持つ建造物が存在する。

インカ以前の文明ティワナク遺跡(ボリビア) 世界遺産

インカ以前の文明ティワナク遺跡(ボリビア)

ブラジルの世界遺産 

 

(1)イグアス国立公園 (2)サウスイースト大西洋岸森林保護区群 (3)セラード保護地域:シャパーダ・ドス・ベアディロス国立公園とエマス国立公園 (4)ディスカヴァリー・コースト大西洋岸森林保護区群 (5)パンタナル自然保護区 (6)ブラジルの大西洋諸島:フェルナンド・デ・ノローニャとロカス環礁保護区 (7)中央アマゾン保全地区群 (8)オリンダ歴史地区 (9)グアラニーのイエズス会伝道施設群 (10)ゴイアス歴史地区 (11)コンゴーニャスのボン・ジェズス聖域 (12)サルヴァドール・デ・バイア歴史地区 (13)サン・ルイス歴史地区 (14)セラ・ダ・カピバラ国立公園 (15)ディアマンティーナ歴史地区 (16)ブラジリア (17)古都オウロ・プレート

世界三大瀑布のひとつイグアスの滝(イグアス国立公園)

日本ブラジル交流年・イグアスの滝(2008年)

世界三大瀑布のひとつイグアスの滝 ブラジル 世界遺産

国連発行のイグアスの滝

■イグアスの滝は、南米大陸のアルゼンチンとブラジルの二国にまたがる、世界最大の滝で世界三大瀑布の一つに数えられる。イグアス(Iguazu)とは先住民のグアラニ族の言葉で大いなる水の意味。最大落差80メートル以上。「悪魔の喉笛」(Garganta del Diablo)が有名な観光名所である。

日本ブラジル交流年・イグアスの滝(2008年)

サルヴァドール・デ・バイア歴史地区

日本ブラジル交流年・サルヴァドール・デ・バイア歴史地区 (2008年、日本)

日本ブラジル交流年・サルヴァドール・デ・バイア歴史地区(2008年)

■サルヴァドール(Salvador)はブラジル北東部、大西洋岸にある港湾都市。同国バイーア州の州都である。サルヴァドールの正式名称はサン・サルヴァドール・ダ・バイーア・ジ(デ)・トードス・オス・サントスで、「諸聖人の湾の、聖なる救世主」という意味である。諸聖人の日(万聖節)に発見されたことから、そう名付けられた。サルヴァドール自体はポルトガル語で救世主(=キリスト)を意味する。250年間の首都としての繁栄が、現在にまで残る建築物に現れている。

アルゼンチンの世界遺産 

 

■アルゼンチンの世界遺産は、(1)イグアス国立公園 (2)イスチグアラスト/タランパジャ自然公園群 (3)バルデス半島 (4)ロス・グラシアレス (5)ケブラダ・デ・ウマファアカ (6)コルドバのイエズス会管区と私有地跡 (7)リオ・ピントゥラスの手の洞窟

リオ・ピントゥラスの 手の洞窟 クエバ・デ・ラス・マノス

■クエバ・デ・ラス・マノス(Cueva de las Manos、ラス・マノス洞窟)は、アルゼンチンのサンタ・クルス州にある洞窟。「(多くの)手の洞窟」を意味する名前の通り、多くの手の跡が残された洞窟壁画が印象的である。メインの洞窟の深さは24mで、入り口の幅15m、高さ10mである。洞窟内は上り坂になっており、高さは2mもなくなるほどにどんどん狭まっていく。

クエバ・デ・ラス・マノス(Cueva de las Manos、ラス・マノス洞窟)

リオ・ピントゥラスの手の洞窟クエバ・デ・ラス・マノス アルゼンチン 世界遺産

ヴェネズエラ(Venezuela)の世界遺産 

 

■ヴェネズエラの世界遺産は、(1)コロとその港 | カラカスの大学都市 (2)カナイマ国立公園

カナイマ国立公園

エンジェル・フォール(Angel fall)

■カナイマ国立公園(Canaima)は、ベネズエラにある国立公園。1962年にベネズエラの国立公園に指定されている。1994年、ユネスコの世界遺産(自然遺産)として登録されている。未だに人類未踏の場所が点在し、世界最後の秘境ともいわれる。公園の北西部には、2,000 メートル級のテーブルマウンテンが連なり、アウヤンテプイがある。ここには世界最大の落差 979 メートルを持つエンジェルフォールがある。
■エンジェルフォール(英語:Angel Falls、スペイン語:Salto Angel)は、南アメリカ大陸北部のギアナ高地にある世界最大級の滝。行政上は、ベネズエラはボリバル州グランサバナ のカナイマ国立公園内に所在する。世界最大の落差 979 m / 3,212 ft(岩にぶつかることなく直下する距離は 807 m / 2,648 ft)を誇る滝として著名。

エンジェル・フォール

UNESCO 世界遺産(南北アメリカ大陸)・中南米 切手

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