Kunioの世界の切手紹介と海外写真集

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昆虫切手|アジア以外:蝶(チョウ)や蛾(ガ)切手 好き嫌いがハッキリしている昆虫 準蝶切手の第1号はハワイ王国の女王の切手

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世界の昆虫|モルフォチョウ等のアジア以外の世界の蝶(チョウ)・蛾切手

 アジア以外の世界の蝶(チョウ)や蛾(ガ)切手です。蝶や蛾は、人により好き嫌いがハッキリしている昆虫です。 蝶の切手は1950年に東南アジアのボルネオ島サラワクで発行されました(収録済み)。また準蝶切手の第1号はハワイ王国の女王の切手になります。蝶の形をした髪飾りをつけた女王リリウオカラニ(左、1890年)と右は臨時政府加刷(1893年)がそれです。世界の切手の中で純然たる昆虫切手の中で蝶の切手が大半を占めています。収録の中には成虫は花の蜜よりも腐った果実、動物の死骸、キノコなどを好み翅の表面に金属光沢を持つ珍品モルフォチョウ(北アメリカ南部から南アメリカにかけて80種ほどが生息する大型のチョウの仲間)切手も入れてます。オセアニア・米国・中南米・アフリカも入れています。科目でなく国別に分類しています。
"蝶", "蛾"のニュースを配信中。  参考)「ぷてろんワールド」は、蝶の百科事典


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 世界の蝶(チョウ)・蛾(ガ)

 南北アメリカとオセアニア

■チョウ(蝶)は、昆虫綱・チョウ目(鱗翅目、ガ目とも)に分類される21上科のうち、顕著な昼行性グループのアゲハチョウ上科、セセリチョウ上科、及び近縁のシャクガモドキ上科を併せた分類群の総称。南極大陸を除く全世界の森林・草原・高山など、ほぼ全ての陸上環境に分布する。広い分布域を持つものもいれば、その地域の環境に特異的に適応したものもいる。日本では250種類ほどが知られている。卵 - 幼虫 - 蛹 - 成虫という完全変態をおこなう。幼虫は外見や行動によってアオムシ、イモムシ、ケムシなどと呼ばれる。

準蝶切手の第1号

ハワイ王国 1890,1893年発行

アメリカ発行 上段ひだりから
スワローティル,チェッカースポット,ドッグフェイス,オレンジディップ

アメリカ スワローティル,チェッカースポット,ドッグフェイス,オレンジディップ 切手  チョウ 蝶

蝶の形をした髪飾りをつけた女王リリウオカラニ(左、1890年)と
右はハワイ臨時政府加刷(1893年)

準蝶切手の第1号 ハワイ王国 1893年発行

■オーストラリア大陸とニューギニア島を中心としたオーストラリア区は世界最大クラスの蝶がそろうトリバネアゲハの仲間など熱帯地域で繁栄する蝶たちや、ヤドリギシジミ類などオーストラリア独特の蝶たちがいます。ニューギニア島周辺はトリバネアゲハはもちろんのこと、カザリシロチョウ類などが大発展を遂げています。

バヌアツのチョウ切手(1983年)

バヌアツのチョウ 蝶 切手
バヌアツのチョウ 蝶 切手

■オオカバマダラ(大樺斑・学名Danaus plexippus )は、チョウ目・タテハチョウ科・マダラチョウ亜科に分類されるチョウの一種。北アメリカでは渡り鳥のように渡りをするチョウとして有名。成虫の前翅長は5cmほど。翅は橙色で翅脈と縁が黒い。黒の縁取りの上には小さな白い斑点がある。オスとメスを比較すると、オスは後翅の腹部に近い部分に黒い斑点がある。メスにはこの黒い斑点がなく、黒い翅脈がオスよりも太い。ゆっくりと飛ぶが飛行能力にはすぐれていて、あまり羽ばたかずに気流に乗って遠距離を飛び続けることができる。 おもに北アメリカのカナダ南部から南アメリカ北部にかけて分布するが、西インド諸島、太平洋諸島(オーストラリアとニュージーランドなど)、カナリア諸島とマデイラ諸島にも分布する。ペットとして、また教材として飼育されることもあり、結婚式で成虫を大量に放つことも人気がある。

蝶(セルフ糊)6種シート バヌアツ発行(2010) 

オオカバマダラ(成虫と幼虫、さなぎ、バルバドス、2005年)

オオカバマダラ(成虫と幼虫、さなぎ、バルバドス、2005年)

蝶(セルフ糊)6種シート バヌアツ発行(2010) 
ウスキシロチョウ、サモアネッタイモンキアゲハ、ベニフチムラサキ、イワサキコノハ、クロホシホソチョウ、アフィニスカバマダラ
■バヌアツ共和国(バヌアツきょうわこく)、通称バヌアツは、南太平洋上に浮かぶ島国。西にオーストラリア、北にソロモン諸島、東にフィジー、南にフランス海外領土のニューカレドニアがある。イギリス連邦加盟国。
バンジージャンプの起源となった成人の儀式が有名である。首都・ポートビラを少し離れた山奥や他の島々には、今もバナナの皮や竹でつくった家に住み、完全な自給自足の生活を営む人々がいる。彼らは自然と共存し、伝統を尊び、独自の民族ダンスや澄みきった瞳で私たちを迎えてくれる。

キリバスの蛾の切手

キリバスの蛾(1981年)  上段左からキシタアシブトクチバ(Anua coronata)、ベニゴマダラヒトリの一種(Utetheisa pulchelloides)、シラホシアシブトクチバ(Achaea janata)シタキゴマダラヒロバスガ(Ethmia nigroapicella)

キリバスの蝶と蛾の切手

パプア・ニューギニア(1979年)

パプア・ニューギニア(1988年)蛾


パプアニューギニアの蝶

上からコウモリガの一種,シャクガの一種,シロヘリベニモンコノハ

上からオーロラルリツバメガ、オオツバメガの一種

左上からMeganoton hyloicoides、Theretra polistratus、Daphnis hypothous、Psilogramma casutina

オーストラリア(1998年)

ハレギチョウ
(Red Lacewing)

オオルリアゲハ
(Ulysses butterfly)

アカメセセリ(Common Red-eye,Matapa aria)

ムラサキツバメ
(Dull Oakblue )

ハレギチョウ(Red Lacewing)  オオルリアゲハ(Ulysses butterfly) アカメセセリ(Common Red-eye,Matapa aria) ムラサキツバメ(Dull Oakblue )

タテハチョウ科
(Meadow Argus)

オオシモフリスズメの一種(,Langia zenzeroides、オーストラリア)

■チョウ目の翅の表面構造は、クチクラの鱗状の組織で覆われており、鱗粉と呼ばれている。これは体表の毛が変化したものであり、1個の上皮細胞が強くキチン化して死に、ソケット状の孔から容易に離脱できるようになったもののひとつである。 クチクラ(Cuticula)はキューティクル、角皮ともいい、表皮を構成する細胞が、その外側に分泌することで生じる、丈夫な膜。

ブラジルのモルフォ蝶(2008年)

タテハチョウ科(Meadow Argus) オオシモフリスズメの一種(Langia zenzeroides、オーストラリア) 蛾 ブラジルのモルフォ蝶(2008年)

オーストラリアの蝶(1983年) 左からメガネトリバネアゲハ(Ornithoptera priamus) オオルリアゲハ(Papilio ulysses)
シジミチョウ科(Pseudalmenus chlorinda) ベニモンカザリシロチョウ(Delias aganippe) ベニモンクロヒカゲ(Tisiphone abeona)

オーストラリアの蝶(1983年) メガネトリバネアゲハ(Ornithoptera priamus) オオルリアゲハ(Papilio ulysses) シジミチョウ科(Pseudalmenus chlorinda) ベニモンカザリシロチョウ(Delias aganippe) ベニモンクロヒカゲ(Tisiphone abeona)オーストラリアの蝶(1983年) メガネトリバネアゲハ(Ornithoptera priamus) オオルリアゲハ(Papilio ulysses) シジミチョウ科(Pseudalmenus chlorinda) ベニモンカザリシロチョウ(Delias aganippe) ベニモンクロヒカゲ(Tisiphone abeona)

メキシコの蝶(1988年)野生生物保護 オオカバマダラ(Danaus plexippus) 

メキシコの蝶 Danaus plexippus メキシコの蝶 Danaus plexippus メキシコの蝶 Danaus plexippus メキシコの蝶 

■南米大陸は蝶が最も発展している地区で約8000種いるとされています。アマゾンからアンデス山脈にまたがるコロンビア、ベネズエラ、ペルー、ボリビア、エクアドルには3000種類ほどいるとされ、世界で最も蝶が集中している地域といえます。
 

ウスベニタテハ(Anartia jatrophae)、
ミナミシロチョウ(Ascia monuste) バルバドス、2005年

オリオンタテハ(Historis odiusrion)、
メスアカムラサキ(Hypolimnas misippus)

ウスベニタテハ(Anartia jatrophae)、ミナミシロチョウ(Ascia monuste) バルバドス、2005年 オリオンタテハ(Historis odiusrion)、メスアカムラサキ(Hypolimnas misippus)

パラグアイの蝶(チョウ)・・・モルフォチョウが多い

蝶 Eurybia Lycisca、Catagramma Excelsior Pastazza
(ウルグアイ、2007年) 

Prepona praeneste,Prepona proschion

パラグアイ Prepona praeneste,Prepona proschion 蝶 Eurybia Lycisca、Catagramma Excelsior Pastazza、Agrias Claudina、Marpesia Marcella(ウルグアイ、2007年) 

Morpho aegea gynandromorphe,Pseudafferia leopardina

蝶 Agrias Claudina、Marpesia Marcella(ウルグアイ、2007年) 

パラグアイ Morpho aegea gynandromorphe,Pseudafferia leopardina

Morpho(モルフォチョウ)は南アメリカ大陸を代表する金属光沢をもつ翅を持った蝶です。身体の一部が雌で、残りの部分が雄と言う蝶が多いのもモルフォチョウです。Gs0.25のジナンドルモルフは雌雄型と呼ばれ、ひとつの個体が部分的に分かれている非常に珍しいものです。

Pereute leucodrosime,Agrias amydon

Morpho helena,Morpho hecuba

パラグアイ Pereute leucodrosime,Agrias amydon 切手 パラグアイ Morpho helena,Morpho hecuba

ニカラグアの蝶

ドミニカ アカモンルリツヤタテハ
(Myscelia antholia)

アトグロトラフマダラ
(Lycorea ceres)

(siderone nemesis)

Myscelia antholia(アカモンルリツヤタテハ) ドミニカ アトグロトラフマダラ(Lycorea ceres)  ドミニカ 昆虫 蝶 (siderone nemesis) 蝶 ドミニカ

オランダ領アンティル
テルサモニア・テルサモン(タテハチョウ科)、ナタリカホソチョウ、カリエアカタテハ、モルモンシジミタテハ、タテハチョウ科、ベニオビタテハ

テルサモニア・テルサモン(タテハチョウ科)、ナタリカホソチョウ、カリエアカタテハ、モルモンシジミタテハ、タテハチョウ科、ベニオビタテハ

シロオビアメリカコムラサキ、ウガンダボカシタテハ、ベニモンタテハモドキ、オクタビアタテハモドキ、キオビムラサキボカシタテハ、ヒメアカタテハ

シロオビアメリカコムラサキ、ウガンダボカシタテハ、ベニモンタテハモドキ、オクタビアタテハモドキ、キオビムラサキボカシタテハ、ヒメアカタテハ

Marpesia eleuchea bahamaensis

Dryas julia framptoni

Pterourus palaedes

Hypna clytemnestra iphigenia

Marpesia eleuchea bahamaensis Dryas julia framptoni Pterourus palaedes Hypna clytemnestra iphigenia
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 ヨーロッパ

ブルガリア(1990年)蝶と蛾

Zerythia Polyxena

Panaxia quadripunctraria

Proserpinus ptoserpina

Hyles lineata

Thecia betulae

Euphydryas cynthia

ギリシャ(1981年)アポロウスバシロチョウ、 モトモンキチョウ

自然保護シリーズの一環で

コヒオドシ(イギリス、1981年)

オオゴマシジミ

クジャクチョウ

タカネキマダラセセリ

コヒオドシ(イギリス、1981年) 蝶 オオゴマシジミ クジャクチョウ 蝶 イギリス タカネキマダラセセリ 蝶

■ガ(蛾)とは、節足動物門・昆虫綱・チョウ目(鱗翅目、ガ目とも)に分類される昆虫のうち、アゲハチョウ上科、セセリチョウ上科、シャクガモドキ上科を除いた分類群の総称。昆虫の多様性があらわれているのはむしろガの方である。日本にはチョウ目の昆虫が3,500種類知られているが、「チョウ」と呼ばれるものは250種類にすぎず、他はすべて「ガ」である。世界全体で見ると、ガの種類数はチョウの20〜30倍ともいわれている。
■オオミズアオ(大水青・学名 Actias artemis)は、チョウ目・ヤママユガ科に分類されるガの一種。北海道から九州にかけて分布し、平地から高原まで生息域は広い。種名にギリシア神話のアルテミスが使われている。オオミズアオ(大水青・学名 Actias artemis)は、チョウ目・ヤママユガ科に分類されるガの一種。北海道から九州にかけて分布し、平地から高原まで生息域は広い。種名にギリシア神話のアルテミスが使われている。オオミズアオ(大水青・学名 Actias artemis)は、チョウ目・ヤママユガ科に分類されるガの一種。北海道から九州にかけて分布し、平地から高原まで生息域は広い。種名にギリシア神話のアルテミスが使われている。
 

ルーマニア(1963年)養蚕・養蜂のカイコガ(Bombyx mori)

ルーマニア(1956年)

ベルギー(1971年)

エゾシロチョウ
(Aporia crataegi)

Aporia crataegi エゾシロチョウ ルーマニア

オオミズアオ(大水青・学名
Actias artemis、Luna Moth)

オオミズアオ(大水青・学名 Actias artemis、Luna Moth)

■カイコ(蚕)はチョウ目(鱗翅目)・カイコガ科に属する昆虫の一種。正式和名はカイコガで、カイコはこの幼虫の名称だが、一般的にはこの種全般をも指す。クワ(桑)を食餌とし、絹を産生して蛹(さなぎ)の繭(まゆ)を作る。カイコは家蚕(かさん)とも呼ばれ、家畜化された昆虫で、野生には生息しない。またカイコは、野生回帰能力を完全に失った唯一の家畜化動物として知られ、人間による管理なしでは生育することができない。カイコは、ミツバチなどと並び、愛玩用以外の目的で飼育される世界的にも重要な昆虫であり、主目的は天然繊維の絹の採取にある。日本でも、古事記にも記述があるほどの長い養蚕の歴史を持ち、戦前には絹は主要な輸出品であった。カイコは家畜として扱われているため、「一匹、二匹」ではなく牛などと同じように「一頭、二頭」と数える。漢方医学では癲癇や中風、あるいは傷薬として用いた方法が『医心方』などにあり、1919年の農商務省調査でも普通の蚕を含めて民間療法の薬として様々な病状の治療に用いられている。養蚕は少なくとも5000年の歴史をもち、シルクロードで絹が交易された。

ハンガリーの蝶・蛾(1974年)
Phyparia purpurata

Melanargia galathea

クロボシウスバシロチョウ
(スウェーデン、1987年)

蝶(フィンランド、1954年)

ハンガリーの蝶・蛾 Phyparia purpurata ハンガリーの蝶 Melanargia galathea クロボシウスバシロチョウ(スウェーデン、1987年) 蝶(フィンランド、1954年)

アポロウスバシロチョウ、Parnassius apollo
(アゲハチョウ科)

ゴマシジミ,Maculinea teleius ♀(シジミチョウ科) ブルガリア

フランスの蝶切手

アポロウスバシロチョウ,Parnassius apollo(アゲハチョウ科) ゴマシジミ,Maculinea teleius ♀(シジミチョウ科) ブルガリア フランスの蝶切手
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 アフリカ

モザンビーク(1953年)
アフリカオナシアゲハ、クロスジヒトリの一種

マルバネタテハの一種、ヒイロシジミの一種

   

カバマダラ、カノコガの一種

 

■ポルトガルの植民地モザンビークから蝶切手史上記念すべき蝶と蛾の切手が1953年に発行されたのが通常切手20種でした。
そのうちの6種を。

ウガンダの蝶(1989年)

Hewitsonia boisduvali、Papilio echerioides、Acraea semivitrea

ニレウスルリアゲハ,
Papilio nireus(アゲハチョウ科)

シロモンマダラ,Amauris niavius
(シロチョウ科)

ウガンダの蝶 Hewitsonia boisduvali、Papilio echerioides、Acraea semivitrea ニレウスルリアゲハ,Papilio nireus(アゲハチョウ科) ギニア シロモンマダラ,Amauris niavius(シロチョウ科)

■熱帯アフリカ区の中でも、蝶が発展しているのは主に赤道に近い熱帯雨林で、約4,000種類、世界の21%の蝶たちが生息しています。毒蝶が多い事も特色です。茶色、黒色、白色を基調とした羽の模様が非常に多く、黒い点が翅の基部によく見られます。マダラチョウの仲間も毒物質を持ち、いろいろなチョウの擬態のモデルになってます。同じ熱帯でも新熱帯区やインド・オーストラリア区の蝶たちと比べると地味めな色の蝶が多く見られ、ホソチョウを中心として擬態関係が発達したためか、茶色、黒色、白色を基調とした羽の模様が非常に多く、黒い点が翅の基部によく見られます。

マルバネツマアカシロチョウ(Colotis antevippe、シロチョウ科)、
ヘリグロフタオチョウ(Charaxes cynthia)、Euphaedra neophroa

ベッカーキイロタテハ(Cymothoe beckeri)、
シジミチョウ科の一種(Mimacraea marshalli)、
アマンガエグリアカシジミ(Axiocerses amanga)

ウガンダの蝶 マルバネツマアカシロチョウ(Colotis antevippe)、ヘリグロフタオチョウ(Charaxes cynthia)、Euphaedra neophroa ウガンダの蝶 ベッカーキイロタテハ(Cymothoe beckeri)、シジミチョウ科の一種(Mimacraea marshalli)、アマンガエグリアカシジミ(Axiocerses amanga)

赤道ギニア

赤道ギニア

中央アフリカ 蝶・蛾  中央アフリカ 蝶・蛾 

アンゴラの蝶切手(1981年) 小型シート

アフリカ アンゴラ 蝶

アンゴラ 
上左から
Charaxes Kadldeni,
Abantis zanbesiaca,
Catacroptera cloanthe,
Myrina ficedelu,
Colotis danae,
Acraea acrita,
ルリボシタテハモドキ
(Precis hierta)

熱帯雨林の蝶とは別に、サバンナで発展しているのがツマアカシロチョウの仲間です。羽の先が赤色、黄色、橙色、紫色など、かわいらしい種類が多くいます。

Q1:蝶と蛾の違いは? 日本蛾類学会(Q&A)より
A1:生物分類学上では特に違いはありません。昆虫(=胸脚が3対の節足動物)の中の鱗翅目(Lepidoptera)に含まれる動物で、昼間の環境に特化して飛翔力の鋭敏な一群を蝶(Rhopalocera)と呼び、それ以外のものを蛾(Heterocera)と呼んでいます。日本語や英語では、蝶(butterfly)と蛾(moth)と区別していますが、区別していない言語もあります。成虫の形態であえて区別点を挙げるとすると、触角が異なっています。蝶の触角は棍棒状で、蛾の触角は糸状・櫛状・羽毛状など様々なものがあります。因みに学名の Rhopalocera は、棍棒状(Rhopalo-)の角(cera)を意味し、 Heterocera はそれ以外(Hetero-)の角(cera)を意味しています。
E.T.C. ちなみに日本では、蛾は汚いもの、いやなもものの代表のように言われますが、古代の中国では女性の美しい眉のことを「蛾眉(がび=蛾の触角のように美しいの意味)」と呼んで称えました。これも文化と言えるでしょうね。


 リンク

アジア以外の世界の蝶(チョウ)や蛾(ガ)切手

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